作者別: KojiKoji

精神科医。器用貧乏が幸いしてか、内科・在宅診療および産業医としての業務も行っている。

感染症対策としての職場制度

 コロナウイルスが中国の武漢を中心に発生して、日本でも流行し始めています。現時点までに出てきた情報から、職場での対策を考えていきます。 ① 優先して対策するのは誰か?  年齢別にみると、最初の死亡例は60代で、その後も年…

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ストレスチェックと現状の乖離

ストレスチェックが10-11月をピークに各社で行われています。 どの職場から対策を考えていくか、以下の4つのグループに分けられます。 現場の雰囲気が良く、スコアが良好 現場の雰囲気が良いが、スコアは悪い 現場の雰囲気が悪…

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休業中の飲酒

 精神的不調により休業した場合に、診断書に記載された診断名と職場で困る問題点が異なることが少なくない。  飲酒はよくある例である。うつ病の診断名の下で、主治医は飲酒を気にしていないのか「うつ状態が回復したら戻っていいです…

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精神鑑定はなぜ間違えるのか?

  過去の事件の鑑定書などをもとに、著者による診立てを記載している。昭和・平成の事件5つを取り上げている。  池田小事件は私が覚えている中で衝撃的な事件であった。最終的な診断はこれまで知らず、責任能力ありという事だけは覚…

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マネジメントに専念できない

 昔は退職間近の管理職の方がハンコだけ押している漫画を見た記憶がうっすらとよみがえる。今ほど納期が短くなく、各職の忙しさはあるものの会社の経費で落とせるものも多いので、半ば納得しながら仕事をしていたと思う。  現代は納期…

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働き方改革の最初の壁

 働き方改革という名のもと、時間外勤務の上限を超えると罰則規定が設けられるようになった。  他社の方と情報共有して確認できたのは、課長など管理職の残業時間が増えたことだ。組合員として守られていない部分にしわ寄せが来る。こ…

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精神科医の”決め台詞”

 産業医として精神科医の先生に社員さんを紹介し、経過順調に戻ってくると、また他の方の不調時に同じ先生に依頼することが多い。何例か症例が蓄積すると、先生の決め台詞といえる定型語が見えてくる。印象に残った言葉を挙げてみる。 …

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謝罪の仕方を考える

 謝罪の仕方で受け取り方の印象はだいぶ変わる。謝り方教室の講師を仕事にしている方もいるくらいなので、社会の需要も大きいのであろう。  私が思い浮かべた中で、テレビを見ていて印象に残るのは「非定型」の謝り方だ。 非定型とは…

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高濃度の一酸化炭素曝露

 サッカーのエミリアーノ・サラ選手(アルゼンチン)が乗っていた飛行機の遭難事故が2019年1月21日に発生。2月3日に海底で飛行機が発見、2月7日に遺体が収容。8月14日に高濃度の一酸化炭素に曝露していたことが報道された…

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断酒か、節酒か

 断酒か節酒か。  健康診断の肝機能障害に対しての保健指導で、節酒か断酒か、どちらが取り組めそうかで悩むケースもあるが、大まかな方針は以下のようになる。  断酒から入るほうが簡単である。不眠をきっかけに連続飲酒になるケー…

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