作者別: KojiKoji

精神科医。器用貧乏が幸いしてか、内科・在宅診療および産業医としての業務も行っている。

電話・メール・面談の使い分け

 休業した方に対してのアプローチは電話・メール・面談の3つが主なものとして考えられる。遠隔診療としてSkypeテレビ面談は面談に含まれる。LINEなどの情報伝達ツールは音声なら電話、メッセージならメールに準ずるが、情報流…

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新型うつ病をかみ砕いて解釈する

 メンタルヘルス対策として、職場教育でセルフケアおよびラインケアの研修計画や資料作成を行っている。研修での意見を見ると、自分が会社の中で見えない部分が見えてきたり、本当に知りたい部分が分かったり、「自分がどういう部分で期…

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お盆の時期のテーマ

 お盆の時の外来や訪問診療では、お墓参りでどこに行くか、実家のルーツ、戦争の思い出など、家族背景にかかわることが話題に出ることが多い。生きづらさの背景を掘り当てることもある。  コミケもこの時期だが、行った人の話を聞くと…

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「馴れ合い」の善し悪し

 ストレスチェック義務化から3年経過し、どの企業においてもデータは蓄積されてきている。その中で傾向は見えてくるか。  大規模の本社と中小規模の支社をもつ場合、たいていは規模の小さい支社のスコアが悪くなる。なぜこういう傾向…

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つながりから考える薬物依存症

 薬物依存について、公衆衛生や教育の観点、効果的な外部講師の活用など、「自分が集団にできるのは何か」を考えさせられた一冊である。  私自身も病院・職場・保健センターなどで心理教育の担当を行っていたが、「内容はお任せします…

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「悪くなる」ことを恐れない

 休職が3-6カ月ほどすると、多くのケースでは感情的には落ち着いてくることが多い。身の回りのことができているケースが多く、外出がほとんどできなくても「ゴール」としてしまうことも少なくない。  精神状態の回復には波があり「…

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介護力・支援力と精神疾患

 「酒でどうしようもなくなったから、入院させることはできないのか」  この意見は、飲酒問題で影響が出たときに家族や支援者が「どうにもならない」から出てくる言葉である。精神疾患でも家族が「抱えられない」ときに同様の発言が出…

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再発のサインについての一考

  抑うつ状態で休職し、リワークやデイケアで認知行動療法を行い、体調が戻ったところで職場復帰する。復帰後に話を聞いていると、「調子が悪くなる前より不調のサインが出るのが早くなった気がする」とのこと。眠れない、イ…

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社員採用と神経心理学

 数式を用いながら、社員採用・契約の戦略を考えてみる。  抑うつ状態での休職者を見渡すと、正社員に移行したあたりで不調に至った例が複数みられる。途中までは年俸制や成功報酬のような給料の出し方だったようだ。正社員になると継…

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休職を繰り返す場合の問題

 休職を繰り返すときに、主治医と状態像の評価を何度もやり取りすることがある。  状態の悪化であれば、治療による改善の可能性を探る。これが一番簡単な問題解決法であるが、そううまくいかない事が多い。  休みを繰り返すと「今度…

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