月別: 2019年7月

再発のサインについての一考

  抑うつ状態で休職し、リワークやデイケアで認知行動療法を行い、体調が戻ったところで職場復帰する。復帰後に話を聞いていると、「調子が悪くなる前より不調のサインが出るのが早くなった気がする」とのこと。眠れない、イ…

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社員採用と神経心理学

 数式を用いながら、社員採用・契約の戦略を考えてみる。  抑うつ状態での休職者を見渡すと、正社員に移行したあたりで不調に至った例が複数みられる。途中までは年俸制や成功報酬のような給料の出し方だったようだ。正社員になると継…

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休職を繰り返す場合の問題

 休職を繰り返すときに、主治医と状態像の評価を何度もやり取りすることがある。  状態の悪化であれば、治療による改善の可能性を探る。これが一番簡単な問題解決法であるが、そううまくいかない事が多い。  休みを繰り返すと「今度…

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家族を巻き込む

 社会人であれば、自己責任だろといわれることもあり、本来は職場復帰や支援に対して家族は巻き込まないほうがよいかもしれないが、生計を共にすることや職場に来るのが本人の刺激になり、出社制限をかける場合に家族への連絡を行うこと…

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仕事をやる順番

 休職者の対応をしていると、業務でつまずくパターンが予測できる場合がある。情報の強弱がつけられない場合、「やる順番」の決め方を覚えるだけでも再発予防につながる場合がある。  情報の強弱がつけられず「全部やらねばならない」…

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カフェイン中毒

 最近自販機でカフェイン増量したコーヒーやコーラが売られるのを見るようになった。たまにしか見ないテレビでアイドルが宣伝するのを見ると、エナジードリンクは文化として既に定着した感じがする。研修指定病院で若手研修医の先生にグ…

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社会性低下防止の手段

 「会社をリハビリの場に使うな」  これは精神科外来を受け持ったときに患者さん自身によく伝えていた言葉である。産業保健スタッフになってもその考えは変わっていない。  復帰の際は原則定時勤務をできることを前提に復帰準備を行…

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麻雀と診断

精神科の研修で、レクリエーションを一緒にやることで、教科書にはない気付きを得られることがある。 レクをやる前に、指導医から「麻雀やるときは最後は勝たせること」と言われた。その時は分からなかったが、やるとこれが奥深い。 相…

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ムンクの生涯と疾病

 専門学校での授業で統合失調症を説明するときに、エドヴァルド・ムンクの「叫び」を題材に取り上げたことがある。  「叫び」が3部作の1つであったのは、上野でやっていたムンク展でみた気がする。この幻聴による苦悩や絶望の表情は…

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体重減少

 精神科外来での診察時に、体重減少で相談があれば、アルコールや摂食障害、腫瘍などによる器質性疾患が考えられるが、専門科のどこに紹介するかを検討するために一度整理する。   外見や行動および問診でアルコールや摂食…

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