2019-08

精神科

精神鑑定はなぜ間違えるのか?

過去の事件の鑑定書などをもとに、著者による診立てを記載している。昭和・平成の事件5つを取り上げている。  池田小事件は私が覚えている中で衝撃的な事件であった。最終的な診断はこれまで知らず、責任能力ありという事だけは覚えていたが、ADHDの二...
精神科

マネジメントに専念できない

昔は退職間近の管理職の方がハンコだけ押している漫画を見た記憶がうっすらとよみがえる。今ほど納期が短くなく、各職の忙しさはあるものの会社の経費で落とせるものも多いので、半ば納得しながら仕事をしていたと思う。  現代は納期が短く、人口過少時代に...
産業保健

働き方改革の最初の壁

働き方改革という名のもと、時間外勤務の上限を超えると罰則規定が設けられるようになった。  他社の方と情報共有して確認できたのは、課長など管理職の残業時間が増えたことだ。組合員として守られていない部分にしわ寄せが来る。これは始まる前から想定さ...
産業保健

精神科医の”決め台詞”

産業医として精神科医の先生に社員さんを紹介し、経過順調に戻ってくると、また他の方の不調時に同じ先生に依頼することが多い。何例か症例が蓄積すると、先生の決め台詞といえる定型語が見えてくる。印象に残った言葉を挙げてみる。 それはあなた自身の問題...
ニュース

謝罪の仕方を考える

謝罪の仕方で受け取り方の印象はだいぶ変わる。謝り方教室の講師を仕事にしている方もいるくらいなので、社会の需要も大きいのであろう。  私が思い浮かべた中で、テレビを見ていて印象に残るのは「非定型」の謝り方だ。 非定型とは「心の中では何を考えて...
ニュース

高濃度の一酸化炭素曝露

サッカーのエミリアーノ・サラ選手(アルゼンチン)が乗っていた飛行機の遭難事故が2019年1月21日に発生。2月3日に海底で飛行機が発見、2月7日に遺体が収容。8月14日に高濃度の一酸化炭素に曝露していたことが報道された。  飛行機の中は窓を...
産業保健

断酒か、節酒か

断酒か節酒か。  健康診断の肝機能障害に対しての保健指導で、節酒か断酒か、どちらが取り組めそうかで悩むケースもあるが、大まかな方針は以下のようになる。  断酒から入るほうが簡単である。不眠をきっかけに連続飲酒になるケースが多いが、若い方の場...
産業保健

電話・メール・面談の使い分け

休業した方に対してのアプローチは電話・メール・面談の3つが主なものとして考えられる。遠隔診療としてSkypeテレビ面談は面談に含まれる。LINEなどの情報伝達ツールは音声なら電話、メッセージならメールに準ずるが、情報流出の問題があるためどの...
精神科

新型うつ病をかみ砕いて解釈する

メンタルヘルス対策として、職場教育でセルフケアおよびラインケアの研修計画や資料作成を行っている。研修での意見を見ると、自分が会社の中で見えない部分が見えてきたり、本当に知りたい部分が分かったり、「自分がどういう部分で期待されているか・必要で...
精神科

お盆の時期のテーマ

お盆の時の外来や訪問診療では、お墓参りでどこに行くか、実家のルーツ、戦争の思い出など、家族背景にかかわることが話題に出ることが多い。生きづらさの背景を掘り当てることもある。  コミケもこの時期だが、行った人の話を聞くとまた情報が深まることが...