2021-03

ニュース

アプリケーションは対面診療にとって代わるのか

治療用アプリの開発が徐々に進んでいるようです。禁煙アプリが保険診療になるようですが、対面とアプリのそれぞれのメリットを考察していきます。  アプリが進んでいけば医師は整理対象になってしまいますが、医師も生き残りのためにはきちんと勉強を続ける...
職場復帰

症状の軽症化による復帰支援の変化

2000年代から私自身大学を卒業、医師免許を取得していますが、この20年ちょっとの変遷から現在の支援について何ができるか検討してみます。  2000年代前半に精神科講師の先生が「これからは働く人のうつが増え精神科の時代になる」と話していまし...
ニュース

LINEの問題はかなり根深いのでは…

私の周囲ではLINEを利用している人がほとんどなので、LINE情報が中国や韓国で閲覧できる状態になると聞いてやめる人が増えています。  スタンプにこれまでお金をかけている人も多いですが、それを手放してでも安全性の高いSNSやいっそのことメー...
ニュース

餓死事件が再び起きないためには

なぜこのような事件が起きるのか、を考えると非常に悩ましいです。  人間関係の孤立を図ることで、「頼れる人はあなただけ」という状況をつくります。外からはこの2人の人間関係に入り込むことが難しくなってしまいます。  親子関係が険悪だと、それだけ...
精神科

多剤併用と主治医の診立て

主治医から出された薬で、何が起こっているのか想像するのは非常に興味がそそられます。  薬は「主治医の診立て」から「症状を改善するために処方」するので、起点である診立てが異なれば薬剤の処方の仕方も変わってきます。  電車に乗るのが怖い、バスに...
ニュース

公務員の特別職

公務員には特別職なるポジションがあるようです。  医師は自分の診療が終わったら帰る人もおり、それでいいのかと疑問に思うことがありましたが、医師の場合は一般の9時5時や時間で契約という訳ではないようです。嘱託契約で契約時間は2-3時間です。保...
ニュース

「5回」なのか「7回」なのか

ワクチンが1瓶から5回分しか取れない、京都の病院では7回分取れる、注射器の違いといった情報が出ていますが、なぜこのような違いが出ているのでしょうか。  国としては1瓶6回分を取れる計算で輸入したようです。7回分取れると1人分の予算を他に回せ...
産業保健

テレワークうつ

新聞記事でテレワークうつなる症状への懸念が出されていました。  気づいてないうちにうつ状態に陥るようですが、性格傾向やテレワークに入る前の働きぶりを見るとうつ状態に陥りやすいか否かが予測できそうです。 テレワークはうつ状態になりやすいか  ...
精神科

双極Ⅱ型の治療是非

双極Ⅱ型障害は以前外来で診ていた時に、そもそも薬で治療するか否かの判断に迷うケースが多かった印象があります。波があるからとやたらとリーマスやバルプロ酸で抑えようとすると肝機能が悪くなり手足の震えを起こすことや、血中濃度をコントロールつくまで...
職場復帰

休職満了前の復職判断

休職満了前に復職を判断する場合、様々な思惑が絡んできます。  状態が万全でない時も少なくないため、主治医と職場で予め方針を確認しておくことも多いです。  状態が悪い場合でも主治医が復帰を促す場合があり、その目的など詳細を確認しておくのがよさ...