2021-05

たばこ

コロナ禍で受動喫煙の増加

参考記事:コロナ禍、受動喫煙が3割増 国立がんセンター調査  2020年以降感染対策でテレワークが増加したようですが、その影響で受動喫煙の機会が増えた、との意見があるようです。  仕事場のみで吸う、という方が仕事を家庭に持ち込んで業務を行う...
精神科

ベンゾジアゼピンの効果

睡眠が浅くなり、人によっては脱抑制が起こり興奮して周囲とトラブルを起こすといったことがあるため、ベンゾジアゼピンは悪者になった感があります。しかし、適切に使うことで他の薬ではみられない効果が得られることも事実です。 ベンゾジアゼピンの効果 ...
産業保健

出勤時・在宅時の残業の影響の違い

各職場でテレワークをしたり出勤に戻したり試行錯誤をしていますが、業務が通常化に戻りつつある中で在宅でも残業、という状況が発生してきています。  通勤の負担が減る分、生活リズムは維持できるものの在宅でも問題が発生するケースがあります。22時以...
精神科

東大合格のための10箇条と家族支援

ドラマをめっきり見なくなりましたが、ドラゴン桜2が最近は面白いです。子供を寝かした後は自分も眠くなるので、TVerで後で見ていますが気分転換にちょうど良いです。  ドラマの中に出てくる10箇条は、精神医療にも通じることなので家族の健康を保つ...
読書

心の病に薬はいらない!

精神科や医学に対する不要論を唱える内海聡先生の著書です。  「精神科はいらない」「向精神病薬はいらない」といった極論に主張は傾いているものの、エビデンスを意識しない精神科に対しての軽症ではないかと思います。すべての主張を受け入れるものではな...
精神科

あれもこれも適応障害。

女優の深田恭子さんが適応障害にて療養との報道がありました。第一線で多忙なので不調になるときもあるでしょう。ゆっくり充電してもらいたいものです。 そもそも病名周知が必要なのか  体調不良であれば病名を言わなければいけないのでしょうか。トップの...
精神科

「うつはうつる」の解釈

昔、どこかのメンタルヘルス研修で「うつはうつる」という言葉をお聞きしました。ダジャレでなく、旦那さんが調子を崩し、その後しばらくして奥さんが調子を崩す。夫婦で外来に通院しているといった家族内で順繰りに症状が悪化することはよく見受けられます。...
読書

こころを診る技術

後期研修をどう過ごすかを考える上で、参考になります。  研修が始まると、他病院の他の先生と話した際に「うちは研修医が多いから3か月に一回しか当直が回ってこない」「うちは夜間の前後半で担当が替わる」「当直の翌日は午後休み」など、研修病院ごとの...
精神科

「医療化」がすべての答えなのか

精神科通院中に、不安感や焦燥感がみられる、という情報提供書を産業保健側で送ると、大抵の先生は薬を減らす、もしくは気分安定薬を増やすという行動に出ます。ごく一部で抗不安薬を増やすということがあり、安易な情報提供は本人を幸せにしないのではと考え...
精神科

精神科と自宅訪問

訪問診療をしていると、特に精神科では非常に多くの情報を得られます。診察室では身なり、周囲への態度、礼儀、話しぶり、緊張といったものをみています。訪問ではなにが違うでしょうか。 まず外観から、ポスターやパソコンまで  外観は豪邸からゴミが溜ま...