オフィスビル内での換気

 「暑くて窓を開けると蒸しちゃうよ」

 「ビルの構造上窓を開けるのが難しいんです」

 オフィスの換気については安全衛生委員会や衛生管理者などから度々相談があり、どこのオフィスも悩まされているところです。

 ちょうどテレワーク7割の通達が来ており、人が減るので換気をそこまで厳しくしなくてもいいのでは…という意見もありますが、実際窓を開けた方がよいのか、サーキュレーターを使えばよいのか、等詳細の問題が出てきます。

ビル管理法

 厚生労働省が3月に出した通達内に、記載があります。

  • ビル管理法では換気回数の指定はない。
  • 一酸化炭素(10ppm)および二酸化炭素濃度(1,000ppm)の基準設定
  • 相対湿度40-70%
  • 換気量は外気導入用のファンの能力に依存し、大幅に増加させるには改修が必要であり、短期間での実施は困難。

換気シミュレーター

 日本産業衛生学会が出しているツールで換気シミュレーターがあり、参考資料として出ています。二酸化炭素濃度で判定するため、他の物質はどうなのかと調べると際限がなくなってしまいますが、窓を開ける等の判断には使えそうです。

換気の方法

 上述の3月の厚生労働省の資料や、換気シミュレーターのホームページに参考意見が記載されています。

  • 窓を開ける:換気回数を毎時2回以上(30 分に一回以上、数分間程度、窓を全開する。)
  • 対角線の2方向の窓を開ける。窓が一方向の場合、ドアを開ける
  • 換気装置はできるだけ強にする

 テレワークを行える業務ではなるべくテレワークを行い、クラスターを発生させないようにしながら業務を行うのが、テレワークを行えない業務に対しての感染リスクを下げることにもつながります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました