やせ薬を考える

 「やせるための薬はありますか」

 人間楽が出来ればそれに乗っかりたい。その気持ちは分かりますが、副作用という罠に気をつけないと危険な状況になりかねません。

薬理作用でやせる可能性があるもの

・利尿薬 水分を排泄して体重を減らします。電解質のバランスが崩れ、不整脈が出る危険があります。

・下剤 便を出やすくして体重を軽くします。下剤の長期使用により下剤に耐性が生じ、より多くの量を使用する必要があります。電解質バランスへの影響も懸念されます。

・甲状腺ホルモン 甲状腺機能亢進症が起こると体重減少が症状として現れます。動悸や不眠等の症状が副作用で出現します。

いわゆる「やせ薬」で処方されているもの 

フェンフルラミン 1970年代にアメリカで食欲抑制剤として認可され使用されていましたが、心肺への重篤な副作用が出現するためFDAが97年に回収を指示しています。日本では処方できないものの、中国の健康茶や健康食品に含まれていることがあります。

サノレックス 「薬理学的特性はアンフェタミン類と類似」という注意書きがあるため、安易に使うとやめられない状態が続くことが想定されます。アンフェタミン類に近いのであれば依存性や終了したらそこから逆に太る可能性もありそうです。試すには危ないかもしれません。

ゼニカル 脂肪が吸収されずにそのまま便に排出されます。そのため、副作用としては下痢・軟便になりおむつ使用が必須になることも考えられます。


 使用は自己責任ではあるものの、医療機関で安易に勧められるものではないです。やせる為にと思い手を出したらそのあとが大変になることも…。食事・運動・酒・たばこの自身の課題に対して地道にやっていくのが一番です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました