コロナ検査が微陽性?仕事ではどう対応するか

 「コロナ検査が微陽性と言われたんですけど、対応をどうすればいいんですか」

 PCR検査を実施する人が以前より増えてきており、検査の問い合わせも増えています。その中で微陽性と言われた例はないので、実際にどのような扱いをすればよいか考えてみます。

微陽性という言葉

 新型コロナ、「微陽性」は医学用語になし 専門家が発した造語―専門家チーム

 上記の記事のように、実際に医学用語ではないようです。記事を見るとウイルス遺伝子量が正常上限ぎりぎりのため微陽性と表したようですが、なぜ微妙な量になるのでしょうか。

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 PCR検査はコロナウイルスの遺伝子を取って増幅する検査であり、ウイルスのいない場所から採取すると陰性という結果になります。感度がおよそ7割であり、検査陰性だとしてもウイルスのいない場所から取る可能性が3割残ります。微陽性だとウイルスが微量だけれども検出されていることになります。この場合、陽性か陰性どちらを前提に動けばよいのでしょうか。

情報収集し確率を考える

 陽性らしさ、陰性らしさを考えるには、事前確率や検査の精度を考えて検討する必要があります。

  • なぜPCRを受けることになったのか?

 何もなくPCR検査を受けるのは現実的にはあり得ず、濃厚接触者での無症候で検査を行った、発熱・咳などの症状があって検査を受けた、不安で検査を行った、等…自覚症状があれば微陽性でも陽性として考えることになるでしょうし、周囲で有症状者なしで受けた場合は無症状での感染を考慮します。無症状での検査の場合は濃厚接触者同様に14日間は健康観察をしてもらいます。

 もう一つの確認事項は、検査の精度です。

  • どこで検査を実施したか?

 自費検査で実施する機関も多いですが、個人で購入できる検査キットなどでは精度がまちまちです。微量検出されても偽陽性の可能性があれば検査をやることで対応が混乱しそうです。

 具体的な対策

 営業先の個人のお客さんが今回のように微陽性と言われた場合、万が一自分のところの従業員が感染すると危険にさらされます。2020年6月の退院基準を参考にすると、退院基準=就業可能となるので以下のような考え方が対応の一策になります。PCR何度もお客さんにやらせるのはトラブルの原因になりそうなため、PCRを行わない前提で考えます。

  1. 発症日から10日以降、かつ症状軽快後72時間
  2. 無症状であれば検体採取日から10日以降
  3. 対応時マスクを着用してもらう

 上記の基準が一例になります。2類感染症でなければ、新たな基準になるかもしれません。疑わしければ感染を前提に動くことになりそうです。

 

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