28days

 アルコール問題を機に施設入所し、そこで周囲に起きた再飲酒による出戻りや過量服薬による死亡などのアクシデントを経て出所。入所前にいた恋人の態度に一緒にいるのが耐えられず別れを切り出し、アルコールのない新たな人生を主人公は踏み出す。

 アルコールや薬物の問題で自身が困っているとき、もしくは回復過程にいるときに見ると鑑賞した自分の状況によって見方が変わりそうである。

 「俺はあんな風な問題は起こさない」「嫌気がさしてくる」、時期を経ると「そういう時もあったね」「回復施設で同じような方がいた。再飲酒でも正直にしゃべれることで新たな一歩が踏み出せる」などの感想が出そうだ。

 映画の中での言葉に、イラスト下記の言葉がある。恋愛は麻薬のようなもの。それは快感だが物質使用により大事なものの順位が入れ替わっているときには関係が長続きせず破綻し、それにより抑うつ状態に戻る。抑うつ緩和のためにまた飲む。2年は長いようだが、実際にそれくらいかけてでも関係構築までに時間をかける必要がある。

 本人の中の大事なものの順位の変化、考え方の変化は外来で見ているとわかる気がする。ただ、なかなか順調にはいかないことも映画の中で描かれており、リアリティがあった。初期研修の研修資料にしてもよいと思う。 

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