復職面談で聞くこと・聞かれること

 産業医面談はよくわからないし、主治医の先生と何か違うことが聞かれるのでしょうか。何か言ってはいけないことはあるの?本を読んでもよくわからないので、これまでの私自身の聞くことから面談の予行をやってみましょう。予習しなくても自分の知っていることを話せばよいです。真摯に答えれば復職は十分できると判断できます。

定型的な質問

 産業医面談では「働けるか」を基準に判断しています。薬を飲んでいたとしても通勤や就業に問題なければ働けると判断できますし、薬を飲まないで回復した場合は不調の理由をきちんと説明できるようにしておきます。

  • 不調に陥った経緯 : 会社で休業する場合、多くは「理由」があります。上司との関係の悪さ、業務量自体の多さ、業務の合わなさなど…理由によっては現職に戻すことができるのか問題になるので、特定の人との関係が問題なのであればきちんと話しておきましょう。
  • 休業中の経過 : 診断書名と経過があっているか確認をするのと、社会復帰できるレベルまで体力が戻っているか確認します。体力と知的作業を確認することが多く、生活記録表を作成する場合もあります。歩数計で歩数を記録しているのであればそれもメモに入れておきます。昼寝をしていると薬の副作用かやることないから寝てしまうのかで対応が若干分かれるものの、復帰したら問題なさそうという予測が立てば復帰させることが多いです。
  • 服薬内容 : 車の運転の際は薬が増えていると危ないです。車通勤をしている場合、主治医には車の運転可否を確認しておきましょう。
  • 通勤経路 : 通勤経路と時間を聞き、通勤時に動悸などパニック症状が出ていないか聞いておきます。パニック発作が悪化の前兆になる方も少なくありません。職場を戻す際は出勤練習で身体症状が出ないか確認しておきます。
  • 再発予防策 : 不調時のことを振り返りながら、再発予防策を立てていきます。
  • 再発の兆候 : 職場上司などと悪化のサインを確認しておきます。少なくとも症状が出ると悪化が疑われるので、職場や産業保健で早めに介入が可能です。

 上記は質問の核になります。職場としては再発は避けたい、できるだけのことは支援してやりたい、との思いがあるので、これらのことを面談でチェックしていきます。

面談の練習より考えたことを答える練習を

 想定質問集を練習するのは良いですが、コロナ後よりwebミーティングを用いた面談が増えています。実際に生身の人間と面談するのと画面越しに行うのとでは人に対する抵抗もだいぶ異なります。webの場合でも出社時に顔を出してもらうこともあります。

 面談では思考遅延がないかも確認するため、用意していた返答以外で回答に詰まる、というときは復帰を見合わせる場合も出てきます。その場で考えて考えられる範囲で答えてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました