クラスター発生時の会社の処遇

 感染が7月に入り急増し、国からの制限もない影響かイベントでの発生も増えています。2-3年ぶりに開催されるイベントに皆気合を入れて参加したり、一生に一度の思い出になる日を職場の人と過ごしたり…その中で感染するのは仕方ないことですし、会社としては温情をかけてほしいものです。

クラスター発生時の上層部の対応はどうか

 個人的には会社に正直に報告してもらう方が感染拡大を予防できるため、「怒らないで理由を聞く」ことを上司は心がける必要があります。誰しもわざとイベントを開催したわけでもなく、7月上旬ならという気持ちや1年以上前から準備していたというイベントも多いと思います。上旬の時点で行動制限にすぐさま切り替えられる経営層はセンスがありますが、対応の手法もセンスが問われます。

 皆が集まるイベント、お世話になった先生の退官記念パーティーや結婚式、この時期なら少し早い町会の夏祭りも含まれます。イベントを開催・出席した人に自責の念だけ負わせようとすると、叱責された組織に帰属意識ができるかというとまず芽生えるはずがありません。叱責されたその日のうちに転職活動や退職代行を出されることもあり得ると思ってください。

 締め付けを強くすると言い訳や嘘が発生します。黙って勤務する人や上司から「絶対黙っていろよ」と言われた人がいると、職場の雰囲気は悪くなります。ストレスチェックの人間関係の項目が悪くなると思いますが、雰囲気が悪いと体調不良者も増えてきます。社内処分で規律を守ろうとする企業もありますが、締め付ける前に罰するだけで人はついてくるのかを経営層はきちんと考えてもらいたいものです。

 陰口叩く組織の一群も、きちんとけん制しておいた方が良いです。戻りやすい職場にして長く人が居られる職場を目指すのが組織の育成・健康にとってベストです。

 今は誰でもコロナに罹るため、組織対応の場面はいくらでも発生します。一人の対応では終わらないと思います。医療職が居ない職場ではなおさら話を聞く機会があると思うので、対応の工夫を検討する機会にしてみて下さい。

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