休業中の飲酒

 精神的不調により休業した場合に、診断書に記載された診断名と職場で困る問題点が異なることが少なくない。

 飲酒はよくある例である。うつ病の診断名の下で、主治医は飲酒を気にしていないのか「うつ状態が回復したら戻っていいですよ」とのことを主治医には言われたようである。

 復帰可能ということで診断書が出て、いざ面談というときに顔が赤い。話を聞いていると飲酒は少量だが続けているとのこと。「主治医は酒のことは量に気を付けてと言っていただけだった」と。どう本人に返すか。

 病気休暇の際に、周囲は本人の代わりに業務をやっている。代わりの方は本来やりたいことがあっても休んだ人も大変だろうと思い業務を引き受けたのだろう。その方の気持ちを差し置いて飲むのは失礼なのではないか、ということを面談の際には伝えている。また、復帰時に顔が赤く酒が残っていれば、上長も引き受けに難色を示すだろう。

 周囲の気持ちを考えれば、まず断酒を原則として復帰準備に向かう必要がある。やめられない場合は主治医にも状態を確認し、酒の問題があればアルコールの問題も取り組む必要がある。

 休んだ場合はどう戻るか、まで初めに決めておけるとよい。診断書が出たから休む、復帰するだけでは問題が解決していないことも多い。受け入れに困ることについてはきちんと本人に伝えて対策を練る必要がある。

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