違法薬物による逮捕後の処遇を考える

薬物使用で逮捕された芸能人のニュースがよく取り上げられている。

有名人の逮捕時はマスコミが集まり、地上波のコメンテイターが不満をぶつけ、出演作品はすべてお蔵入りしてCDなどはネット通販で値上がりする。ここまでが一連の流れである。

回復という観点からすると、すべての作品がお蔵入りになると、回復を目指す使用者の自尊心を傷つけることにならないか。「いままで俺はこれだけのことをやって足跡を残してきた」という自負があるだけでも回復にはプラスになると思う。社会から「ダメ、絶対」で排除されて「俺はダメな人間だ」というレッテルを貼られ、自尊心を傷つけられたままでは回復してもしょうがないという気持ちになるであろう。

すべてをお蔵入りにするのは誰にとって良いことなのか、改めて考えてみる時期に来たと思う。

ただ、この話はあくまで違法薬物使用という被害者が家族などで社会的に被害がない上での話である。性関連の嗜癖であれば社会での被害者が生じているため、復帰に関しては難しいと考えたほうがいいであろう、と考えている。

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